あげてるところを見てしまいました。

Post:2016/10/7

大学病院で看護助手をしています。入院患者のベッドメイキング、掃除。食事の配膳など資格がなくてもできる簡単な軽作業の仕事ですが、コンビニやスーパーで働くよりも時給が高いので3年間頑張って続けています。日々同じ作業の繰り返しですが、ある日たいへんなものを見てしまいました。患者さんの家族が教授に現金を渡しているのを見ていました。大学病院では教授が直接手術せずに、研修医に手術させることがよくあります。教授は横で指示をだしたり、見ているだけということもあります。家族からはぜひとも教授に執刀してくれという念押しで現金を包んでいたようです。カーテン越しに会話が聞こえていました。周りに何人か取り巻きがいたので教授も受け取りを拒否するのかと思ったらすんなり受け取っていました。通常は誰が執刀するかは先生のスケジュールや急患がいるかどうかによって決まります。保険を使っている病院でしかも教育と医療を掲げる大学病院でとんでもないものを見ていました。

これって賄賂って言うじゃないかと思いました。黙っていようかと思いましたが、直接ご家族さんに聞かなきゃいけないと思いました。賄賂の患者を教授が執刀して、教授が執刀するべき救急の患者が研修医執刀することもあるということです。医療事故につながりかねません。普段から患者さんや患者さんの家族の不安を取り除けるようにコミュニケーションを大切にしていたので、わりとすんなり聞けました。ご家族としては教授に現金を渡すのは当然のことだとおっしゃってました。その家族は教授に5万円、助教授に3万円渡したそうです。特に深い意味はないが、少しでも丁寧に手術してほしいという思いだったそうです。教授への賄賂を公にして私たちのような医療従事者の時給や給料を少しでもあげてほしいと思いました。